病院に併設しているため、医療依存度の高い方(胃ろう、尿道カテーテル、吸引、インシュリンの管理など)に対応していたり、急変時の安心感があります。いっぽう、営業時間が老人保険施設に比べると短かったり、土曜日もお休みのところが多いです。利用者は、老人保健施設のイメージを嫌う、若い方も多いです。
リクリエーションやイベントが充実していることが多いです。営業時間も長く、土曜日や日曜日も対応している施設もあります。利用者の年齢は高めのことが多いです。
そのクリニックに通院している患者さんが利用することが多いです。送迎サービスがない施設もあり、営業時間も一番短いです。小規模でアットホームな雰囲気のことが多いです。
「座る」、「立ち上がる」、「歩く」など日常生活の基本動作を、痛みなくスムーズにできるように、身体の機能回復をサポートします。
その中でも得意分野が分かれており、肩や膝などの関節が得意なPT、腰が得意なPT、脳卒中後が得意なPT、呼吸器や循環器のリハビリが得意なPTなどいろいろです。
手技としては、筋肉や関節を動かす徒手療法や、患部を暖めたり、電機で刺激を与える物理療法、「座る」「立つ」「歩く」などの日常生活活動訓練などを行います。
「食事をする」、「歯を磨く」、「入浴をする」、「料理を作る」、「掃除をする」など日常生活の応用動作をスムーズにできるようにリハビリを行います。また、患者さんが生き生きと生活していけるよう精神面(こころ)のサポートも行います。
その中でも得意分野が分かれており、手のリハビリが得意なOT、脳卒中後が得意なOT、精神的アプローチが得意なOT、装具が得意なOTなどいろいろです。
手技としては、PTと同じように筋肉や関節を動かす徒手療法を行いますが、部位は肩から手指までの上肢を担当することが多いです。また、手工芸(陶芸、編み物)や芸術(音楽、絵画)、遊び(将棋、パズル)、スポーツ(ダンス、卓球)、生活(お菓子作り、読書)などの作業を通じて機能と精神の回復を促します。
「伝えたいのに上手く話せない」、「音や声が聞こえない」、「食べるとムセてしまう」などの問題を抱えている方を、自分らしく生活ができるようにサポートします。例えば脳卒中が原因の失語症に対し、発声のための筋力トレーニング、言葉を引きだすためのプリントやカードを使った訓練などで、コミュニケーション能力の改善を図ります。
また、食べ物をうまく飲み込めない方に対しては嚥下(えんげ)の訓練を行います。
マシンを使用した「老化に対するリハビリ」です。筋力アップを目的とした高負荷のトレーニングではなく、眠っている筋肉を呼び覚ます、低負荷のトレーニングです。なので、体力のない方でも安全に行うことができ、身体が若返る感覚を実感できるはずです。
「NPO法人 介護予防・自立支援・パワーリハビリテーション研究会」へのリンク